特徴としてはメルクールの金属製ホルダーの中ではトラベラー933CLに次ぐサイズで全長8cmしかありません。フェザーのポピュラーやカートリッジ式の多枚刃ホルダーから移行する人には物凄く小さく感じる事でしょう。しかし持ってみると、その重さが払拭してくれます。重量70gですが、それでも金属製ホルダーでは軽い方です。ハンドル部分は鉛筆のような六角形で掴み易く、デザイン的には気に入っています。342C以外のホルダーは円柱形なので、六角ハンドルであと2〜3cm長ければ尚良いのだが。価格も金属製ホルダーの中では一番安くお手頃でカートリッジ式の替刃2セット分程度で買える。342Cは表面処理の違いか、他のホルダーより何故安いのか定かではないが、342Cはニッケルメッキと記載。メルクールの金属製ホルダーは殆んどがクロームメッキが主流で一部には金メッキ製品もあるが、「金メッキタイプはメーカー製造中止に向かっております」とあるように、ニッケルメッキは342Cだけのようだ。メッキの種類によって耐久性や腐蝕具合が違うのか、私には分かりませんが、替刃11枚+ケース付でこの価格なら金属製ホルダーのデビューには入門者向き。

シェービングソープとして使っています。金属製のカップに入れてシェービングブラシで泡立て、クラシック･シェービングを堪能しています。泡立ちも良く、とても気に入っています。以前はシェービングソープとして使っていた物は固形タイプではなく、一般的にシェービングフォームと言われるムースタイプの物でしたが、メントールが配合されているものが多く、それが嫌いな理由の一つで、僅かですがノンメントールタイプもあり、使っていますが、泡の質が固形ソープとは違うのです。ムースタイプの物は泡に粘り気があり、それが泡の状態を持続させている事につながっているのですが、多枚刃の髭剃りなどは直ぐに目詰まりを起こします。私は多枚刃ではなく、両刃カミソリを使用していますが、それでも気になります。固形ソープの良い所はブラシの湿らせ具合によって泡の質を調整出来る所にあります。それからはブラシで泡立てる行為も含めて固形タイプが好きになりました。海外メーカーの固形シェービングソープは値段が高く、一つ数千円が当たり前の世界なので、私にはこれがあっています。でも一つだけ意見させてもらえば、石鹸の名前が「できる男の常識」は恥ずかしいです。

ポピュラーという両刃ホルダー、昔から全く変わらず、この形。高価な金属製ホルダーを買う前の入門者向けとして購入する人も多いだろう。替刃を交換する時にヘッドがバタフライと言うか、観音開きのようなギミック感が堪らない。流行の３枚刃や５枚刃など剃り味はどれも同レベル。１枚刃より３枚刃、３枚刃より５枚刃と完全にメーカーの戦略にハマっている。多枚刃の替刃価格は刃の枚数が増える程、値段も高くなる、使い捨て剃刀ではないので、替刃を売って利益を得るしかない。無駄に刃の枚数ばかりを増やして価格をつりあげる。両刃との違いは剃る時に刃を肌に当てる回数が違う。つまり、刃の数が多い程、短時間で剃れる。楽に早くソコソコ程度に剃りたいなら問題ない、しかし深剃りは両刃には敵わない。両刃は多枚刃のように適当にやれば誰でも剃れるのと違い、使い手のテクニックが物を言う。間違っても多枚刃と同じような剃り方をしてはいけない。じっくりと時間を掛けて、緊張を楽しみながら丁寧に剃りあげる。心と時間に余裕がある人が使う物だ。少なくとも「朝は忙しいし、１分でも長く寝ていたいので朝食もとらない」とか云うタイプの人には向いていない事は確かだ。

僅か10センチ角のサイズですが材質がステンレスなので板厚が5ミリもあると結構重いです。板厚5ミリと言ってもかなりアバウトで私の手元にある物は4.5ミリ有るか無いかと云う所です。俗に言う２Ｂ(ツービー)材というやつです。端面の仕上げも切りっぱなしで、レーザー加工で切断と言うより断裁したような見た目です。バリの引っ掛かりが気になるのでヤスリを使って自分で糸面取り(バリ取り)しました。私は精度を必要としない使用目的だったので外寸のサイズは測っていませんが、精度を必要とする目的の人には向いていないのでオススメ出来ません。体裁的には「加工前の材料取り」だけをしておいたといった風情です。ですから寸法公差もWEBページの商品説明では寸法公差±2ミリとなっています。現物を包装してあるビニール袋には寸法公差±5ミリと云うシールが貼ってありました。ただの敷板とかラフな使用目的の人には良いかもしれませんが精度や加工処理にもっと高いクオリティを求めたい方は金属加工のオンラインショップも増えてきているので、一個からでも注文可能ですし、表面処理もヘアラインや鏡面仕上げ等の種類もあるのでそちらをオススメいたします。

私が以前シェービングソープとして使っていた物は固形タイプではなく、一般的にシェービングフォームと言われるムースタイプの物でしたが、メントールが配合されているものが多く、それが嫌いな理由の一つで僅かですがノンメントールタイプもあり、使ってはいますが、泡の質が固形ソープとは違うのです。ムースタイプの物は泡に粘り気があり、それが泡の状態を持続させている事につながっているのですが、多枚刃などは直ぐに目詰まりを起こします。私は両刃カミソリを使用していますが、それでも気になります。固形ソープの良い所はブラシの湿らせ具合によって泡の質を調整出来る所にあります。それからはブラシで泡立てる行為も含めて固形タイプのソープが好きになりました。海外メーカーの固形シェービングソープは値段が高く、一つ数千円が当たり前の世界ですが、ロクシタンのソープは比較的安価で一個100gあります。有名所のミューレのソープは65gしかありませんので経済的な方だと思います。同じロクシタンの金属製シェービングボウルに入れてブラシで泡立てクラシック･シェービングを堪能しています。泡立ちも香りも良く、変な癖もなくとても気に入っています。

シェービングボウルやカップは色々とありますが、私は金属製の物が好みです。蓋付きの物は大抵、磁器製やウッド製、あるいは樹脂製が殆どで、金属製の物で蓋が有るものは少ない。たまにソープとセットになって売っている品物も有るが、ウッド製と同じく安くても七千円前後もするような高価なものだ。蓋付きの金属製ボウルでお手頃な物はないかと探していたら、この製品と出会いました。シェービングカップに石鹸を入れたままにして、ブラシで泡立てて使う事は海外では普通の事だが、私としては蓋が無いのはどうにも気にかかるのだ。自分一人で使っているのだから、気にする事もないのは分かっている。が、しかし何時しか自分が探し求めていたような物と出会えたら、即座に購入するだろうと、思っていた通りの結果になりました。実物は自分が想像していたサイズより少し大きめでした。一般的に丸いシェービングソープは元々小振りなので尚更そう感じるのだろう。蓋のツマミはまるで汁物のお椀を連想させるが掴みやすい形状です。材質はアルミ製でステンレス製のスクリューキャップ式密閉容器なら尚更良かったが、また一つお気に入りのシェービンググッズが増えてしまいました。

本革製品の場合、一般的には、つなぎ目無しの一枚革を大きく使っている物ほど高級品で値段も高くなる。(革質や種類にもよるが) このクッションがこの値段で買えるのは、使用している革一枚一枚の面積が小さくて済むように、パッチワークにしているのと、中国で生産と云う事。でも革自体はイタリア製本革使用となっていたので試しに一つ購入しました。また、背あて用としてではなく、座布団やシートクッション用のヌードクッションだけを別に購入して中身だけを交換する使い方も試してみたいので暫く使ってみて気に入れば色違いの物を購入するかも知れません。ただ、天然素材なので仕上がり寸法が割とアバウトな感じは否めませんが、サイトの表記では55cm製品は［Lサイズ(50〜60センチ)］と記してあるので想定内であると認めるしかありません。この手の素材には大抵、エアー抜きの空気穴が目立たない所に数ヶ所空いていますが、この製品にはありません。空気を通しにくい素材の場合、空気穴が開いていると一度潰れたクッションが元通りになるまでの復元力が違ってくるからです。なので敢えてファスナーをきっちり閉めずに2〜3cmわざと開けて使用しています。