響け! ユーフォニアムは吹奏楽部の話でしたが、こちらはオーケストラ。ある少女との出会いがきっかけになり再び音楽エリートへの道を歩みだします。作者はヴァイオリン未経験だそうですがとても絵がうまいです。

センセーとリロンちゃんのやり取りが面白いです。だじゃれが寒すぎて笑える上に割とネットスラングなども出てきて古いのか新しいのかわからない。説明部分は本格的でなかなか難しいです。

前向きな性格のユヅに影響されたのか、少しずつ前向きな性格を取り戻していく珠彦。ユヅが結婚する親友に会いに行く際に大震災に見舞われることになる。とにかく絵柄が可愛い。

コンサートの描写が迫力があってとてもよかったです。終わった後の拍手が実際に聞こえてくるようでした。佐久間先輩のガッツポーズがかっこよかったです。

夕月と一緒になるために学校にいって職業に就きたいと一生懸命勉強する珠彦。なんとか合格し良い友達にも恵まれる。兄の死。そして突然の別れ。

大正処女御伽話と一部登場人物が共通しています。大正処女がとにかく純愛なのにくらべてこちらはやや屈折しています。絵はとにかく可愛い。

奥さんの面影をポン子に見ているのか？あまり似てないようなきがしますが。近未来のはずなのに昭和っぽい世界観が面白いです。

コンサートの日が近づき、連覇がかかった重圧の中で揺れ動く人間関係が細かく描かれています。次巻の展開が気になります。

最新型ロボットのへそで茶を沸かす機能で笑った。新鮮すぎるタカアシガニに襲われるポン子が面白かった。次巻も楽しみ。

ペシミストの珠彦のところへ楽天家でしっかりもののユヅが嫁いでくる。絵柄がとにかく可愛く、幸せな気持ちになれる。