著者の投資関連本に対して「全然当たらない」とか「古くさくて時代遅れ」etc.のレビューも散見されるが、一貫して、いわゆる重厚長大産業の三菱重工、川崎重工業、三菱電機、日立、IHI、メガバンクなどのオールドエコノミー株を推奨しているのであり、長期投資スタンスなのであるから、短期で手っ取り早く儲けたい輩が、僅かな期間で株価の上昇が見られないからといって、いわれなき批判をするのは、お門違いである。まして、現在、上記のような銘柄は、何れも年初来高値どころか、バブル以来の高値や、上場来高値を更新しているものもある。それに、この道で長く生きてきた先人の知恵や経済の見方をこそ、学ぶべきであって、いたずらに本の推奨銘柄で目先の利益を追い求めるなどという態度は、僅か1000円、2000円の本代で数万円、数十万円を儲けさせろと、無理難題を吹っ掛けているのと同じである。どこの世界に数千円くれたら数十万円あげますという、うまい儲け話があろうか。

投資するのに新しい本を買うのは、これから買うと上がりそうな業界や旬の銘柄を知りたいということであろうが、私はむしろ古い本で過去の状況と何が起きたかを知りたい。例えば、この本では為替が現在と近い1ドル148円であった。そして、そののち、円高が進むにつれて株式市場が好感して上昇していったことが書かれている。こういう情報こそ貴重なのだ。

野菜を厚労省の推奨する１日３５０gの摂取は、なかなか難しいのですが、これは、かなりサポートしてくれますから助かります。野菜がほとんど食べられなかった日にもコレ一杯飲んでおくと安心感がありますね。