ネットで見て、デザインに衝撃を受け、購入してしまいました。フクロウの顔が絶妙に時計でデザインされている！さて、現物を確認してみると、……まず、常時センター秒針が動いている=センターは時計の秒針であってストップウォッチ秒針ではない。これはクロノグラフとしては失格ですねぇ。ストップウォッチの秒針は6時位置のインダイヤルで、フクロウの口の部分。右側の目玉=3時位置のインダイヤルは24時間表示で左側の目玉は、ストップウォッチの60分計。こうして見ると、フクロウの顔を形作るためにストップウォッチ付きムーブメントを使用しているのがわかります。そしてインダイヤル針の位置でフクロウの表情がかなり変わってくる。敢えて本格クロノでないムーブメントを使うことにより、フクロウの表情を変えた状態で固定できるということかもしれません。あと気付いた点として……フクロウの目を強調するためガラスの内面が2個並びの凹面になっているのだけど、両目玉を結ぶラインに対してガラスの凹面2個を結ぶラインが約4～5°左回りに傾いてしまっています。ちょっと気になるけど、不良未満かな？これを精度良く組み立てるのは意外に困難でしょうから。

品質：良い、見やすさ：非常に良い

neel-10118727 新生なった 5スポーツ です。数あるバリエーション中通常のステンレスベルト仕様も悪くはないが、PROSPEXダイバーの弟分そのものという感じでもあるので、SEIKOの腕時計としては珍しいミラネーゼブレスレット仕様のこのモデルを選択しました。枯れたグリーン色の文字盤とベゼルの色合いもレトロな色調でなかなか良いと思います。5スポーツなので機械式で普及タイプの4R36ムーブメントを搭載していますが、私に届いた個体は、日差約5秒以内でかなり優秀な精度で動いてくれています。従来の5スポーツは逆輸入品中心でおよそ2万円前後だと思いますが、新型は3万円台(税抜き)となっています。その分確かに2ランクくらい品質感は上がっていると思いますが、限定モデルでもないはずなのに、一律定価で販売されているのは何故か？という感じは少しあります。(最近、CASIOやSEIKOの腕時計は値引きが少ない傾向があるのは何故でしょうかね？) 話はそれましたが、このミラネーゼブレス仕様で約140g、ちょっと重いけど、普段使い用に程よい腕時計に仕上がっていると思います。高級でもなくチープでもなく、丁度よい。

その昔、約30年前たぶん就職して初めて購入した腕時計が、SEIKO avenue スイープセコンドでした。止まることなく流れるように動き続ける秒針の動きに感動して、商店街の時計屋さんで購入したのでした。その腕時計は何度も電池交換して使い続けましたが、一時期保管時にガラスに大きなキズが付いてしまっていたのと電池交換しても遅れが目立って来たこともあって、数ヶ月前に廃棄してしまいました(ちょっと後悔)。101ダイバーウォッチではスイープセコンドと称して発売されてましたが、SEIKO本体から出ないのかなぁ？と思っていた矢先、偶然Wiredから発売されるのを知り、購入するに到りました。しかし、この時計は実は1/4秒運針なんですね。以前のスイープセコンドとは全く違うものと考えた方がいいですね。でもWiredなので、比較的低価格商品ながらデザインに凝っていて、金属の塊からくりぬいたようなケースは面白く、ちょっと個性的な普段使い腕時計としては良いと思います。機械式との差別化もあってSEIKOさんが真のスイープセコンドを復活させることは恐らくないでしょうから、一番近いのはBULOVAのU.H.Fですね。

10keiya-10049821 シチズンコレクションの上級ラインで、新型の9*系自動巻きムーブメントを搭載しています。多針タイプでは新型ムーブメント搭載モデルはしばらく前から発売されていたようですが、三針タイプのこのシリーズは11月に発売されたばかりで……このムーブメントはマイナー系メーカー他社製品には供給されていましたが、シチズン本体としては、ザ・シチズン(メカニカル)以来だと思います。(ザ・シチズンは特別チューニング仕様のはずですが) 特長は、秒針停止装置付、28,8000振動/時のハイビートであることなどで、セイコーの現在の中級三針用ムーブメント(6R,4R)は21,600振動なので、現在国産三針ではハイビートは貴重かもしれません。実際に針の動きは繊細な感じになっています。 また、上級ラインらしく文字盤とムーブメントは、美しく丁寧に仕上げられています。スカイブルーの文字盤は80年代くらいの少しレトロな感じと爽やかさを兼ね備えていて、なかなか良いと思います。 実用での精度は、腕にずっと付けているとほとんど進み遅れないですが、10℃くらいの室内に静置していると、20秒/日程度進みます。

注文番号:isshindotokei-10001018 腕時計のベルトには大きく分けて、金属、皮革、樹脂の3種類がありますが、それぞれに長所・短所があります。例えば樹脂ベルトは安価で軽量であるが、腕への部分的な締め付け感が強いなどの短所があり、逆に金属ベルトは締め付け感はほとんど無く装着感は良いが、本体も重いSUS製のダイバーズウォッチなどではベルト込みでは相当な重さになり、肩や腕の凝りの原因にもなります。私は腕を締め付けられると疲労を感じる場合が多いので、通常金属ボディ金属ベルトの腕時計を使っています。チタン製は高価だけど、装着感は一番ですね。今回前から気にはなっていたけどまだ購入していなかったこの『5600系メタルコアバンド』モデルを購入しました。この非スクリューバックケースだと本体重量は50g程度、メタルコアバンドの重量も50g程度と思われ、軽量かつ重量バランスも非常に良い感じです。金属ベルト同等の圧迫感の低い装着感もあり、チタン製腕時計と同等の使いやすい腕時計になっていると思います。敢えて希望を言えば、より視認性が良い通常液晶のモデルも用意して欲しかったなぁ……と思います。

新カクテルシリーズの旗艦モデルです。最大の特徴は4R57ムーブメントによる、時分針と同軸上のパワーリザーブ針。黒塗りされており、意外に見易いです。日付表示は6時位置にある小サークルの指針式ですが、老眼あるいは近視がひどくなければ十分見られるレベルと思います。文字盤は放射線状の筋目と別体の植え込み時字で丁寧に仕上げられており、文字盤自体はフラットですが、秒針と分針は湾曲型ガラスの内壁に沿うように先曲げ加工がされています。全体の外観の作り込みは流石にセイコー、「ベーシックライン」と呼ぶのには相応しくない高級感のある仕上がりです。型押しのカーフレザーバンドも適度に柔らかく、三つ折りバックルと相俟ってかなり快適な装着感です。さて…セイコー製機械式腕時計は今までの経験上1日に15〜20秒程度進む場合が多いのですが、この時計の届いて2日間の静置精度では、リューズ下向きで、-5秒/日程度、文字盤上向きで+2秒/日程度と大変優秀です。当たりの機械かも？外観の美しさに加えてこの精度なら大満足ですね。難点は自分の休日の通常のジーンズスタイルには合わないことでしょうか。nanaple-10088113

品質：良い、見やすさ：非常に良い

nanaple-10132961 グレードアップした新型のスモーモデル。標準モデルからガラスと自動巻きムーブメントなどが変更されている(はず)です。従来モデルSZSC004(グリーンスモー)との比較をして違いをみると… 1.文字盤周りのデザイン→12時と6時のインデックスが細長くなっている。他の丸いインデックスが僅かに小径化されている。時針と分針はやや細くなっており、分針と秒針は長くなっている。ベゼルの文字と12時位置インデックスの形状が変わっている。 2.ガラス→従来は緩い曲面のハードレックスだったのが、このモデルでは平面のサファイアガラスに変更されている。無反射コートが無いのはちょっと残念。 3.ムーブメント→6R15から6R35に変更され、パワーリザーブ時間が増加。実際に使用してみて、8時間ほど使用の後文字盤上向きに静置して74時間程度稼動することを確認。70時間パワーリザーブに偽り無しです。 4.リューズのS文字が消滅 従来モデルからのデザイン変更で全体に少し落ち着いた印象に仕上がっていると感じます。ただ、変更点に対し実売価格がかなり上がっているので、コスパは低下していると思います。

品質：非常に良い、見やすさ：非常に良い

neel-10114310 休日に気軽にお洒落に使える腕時計って、どれだろう？と考えてみた。最近はデカいフェイスの時計が多いが、あまりデカ過ぎないのがいい。デカいフェイスの多針のクロノグラフ電波時計などは10万円オーバーがざらで、購入するのに気合いが必要…ということもあり、三針タイプを候補に考えた。だがしかし、SEIKOのもCITIZENのも優秀な時計とは思うが、いかにもビジネス向けなデザインで洒落っ気というか色気には欠けている。というわけで今回オシアナスを選択することに。もう全然新しい機種ではないけれど、このモデルなら、適度に大きい三針でちょっと洒落たインデックスと針、薄いブルーに着色されたガラス。ケースとベルトも程良くスポーティー。チタン製で100g未満の重量なので、腕・肩への負担もほぼ無し。CASIOのみならず各社高級路線に突っ走っているのでクローズアップされることはほとんど無いだろうけど、このモデル、なかなか良いですよ。その気になれば？ワールドタイム機能もあるし。休日で気合い入れる日はSEIKOダイバーズかGMW-B5000D、気合い入れない日はこのオシアナスで寛ぎます。

G-shock35周年第１弾発売が発表され、超艶消しのブラックとゴールドの裏蓋が特徴で本命はGW-5035だったのですが、ネット通販では大量に『転売屋』が発生して市場が荒れてしまったので、正常な価格で購入するタイミングを逸してしまいました。そこで、次点の希望であった本製品を購入しました。やはりアナログ時計として使うには秒針が付いているのは良いです。また、秒針は付加機能では無理に動かすのではなく設定時のサポートとして使い、機能の表示は液晶の方でさせる……という制御なので、メカ的な負担は少なそうです。残念な点は、35周年特別仕様の弊害で尾錠とボタンがプラスチックになっていることです。特に尾錠は形状的にも壊れやすそう(圧縮に弱そう)なので、オリジナルから改悪されていると思える部分です。尾錠とボタンは価格アップ分からすると黒染めステンレスにしてもらいたかったですね。GA-800はソーラー充電でも電波受信機能付きでもないけど、大きさ含めてG-shockの中ではトップクラスの使い易さではないかと思います。まぁ近い内にこのままのサイズで電波ソーラー仕様になるのかな？そうなったらまた買いかも！

nanaple-10133898 セイコーのクォーツ50周年記念モデルの一つでソーラークロノグラフです。1/20測定が可能(12時位置スモールダイヤル)でセンター秒針がクロノグラフ秒針になっている、ちゃんとしたクロノグラフです。低価格なクロノグラフではクロノ秒針がスモールダイヤルの秒針になっている場合が多い(ALBA WIREDなどもそう)ですが、このモデルは『SEIKO』の名に恥じず、正当なクロノグラフです。このモデルの最大？の特長は、小さなクォーツマークが無数に散りばめられた文字盤です。これはこの時計の最大の価値あるポイントですね。この価格の時計にこの文字盤はSEIKO以外では用意出来ないでしょうね。あと風防ガラスがサファイアになっているのも良いです。無反射コートが無いのは、価格を考えれば仕方ないかな。今イチといえばベルトのコマがムクに見えるけど、厚みの真ん中に割線みたいな線があり、この部分から後々に錆びが発生するんですね…過去のSEIKO時計でもよくありました。ここはコストを掛けれないところなんでしょう。ともあれ、この価格でここまで纏められるのはSEIKOならではでしょう。