コンプレックス産業に洗脳されていたり、女性が男性のために化粧し着飾っていると未だに信じたい男にとって、本書の内容は非常に不愉快だろう。 または「オシャレは女性の気分を上げる」という広告に、あくまでもポジティブだと騙されてコストを消費させられてきた(いる)女性も、作中内のウンジのように強く反発するだろう。(残念ながらその反発が強いほど女性に義務付けられた「装飾」がいかに強固な社会からの「コルセット」かということを、逆説的に証明してしまってもいる) しかし「なぜ女性だけ化粧がマナーなのか？」「なぜ女性だというだけで“デブ”だの“ブス”だのそれこそ大して“美しく”もない男からジャッジ(罵倒)を受けるのか？(時にはただ道を歩いているだけで罵倒を浴びせられる)」「着飾らない事をなぜ“女を捨てる”などと言うのか？(女性＝長髪、化粧、スカート等のアイテムだとでも？)」 事例はごく一部だがこれらの不平等な現実を一度でも疑問に思った事があれば、この本を読んでマジックの種明かしをされたような感覚をおぼえるだろう。 知的好奇心を刺激される、スリリングな名著だ。唯一の欠点は、未だに日本語訳版が出版されていないこと。

コンプレックス産業に洗脳されていたり、女が自分のために化粧し着飾っていると信じこみたい男にとって、本書の内容は非常に不愉快だろう。 また「お洒落は自主的なの楽しみ」という広告のポジティブを騙った巧妙な惹句に従い、金銭や時間コストを消費させられてきた女性も、作中内のウンジのように強く反発するだろう。(残念ながら、その反発が強いほど女性に義務付けられた「装飾」がいかに強固な社会からの「コルセット」であるかということを、逆説的に証明している) しかし「なぜ女性だけマナーに化粧が組み込まれているのか？」「なぜ女性だというだけで“デブ”だの“ブス”だのをそれこそ大して“美しく”もない男から審査(という名の罵倒)されるのか？」「装飾しない事をなぜ“女を捨てる”等と表現するのか？(女性＝長髪、化粧、スカート等のアイテムだとでも？)」 こういった現実・不平等な事象を一度でも疑問視した事のある人なら、この本を読んでマジックの種明かしをされたような感覚をおぼえるだろう。 非常に知的好奇心を刺激される、スリリングな名著だ。唯一の欠点は、未だに日本語訳版が出版されていない(そういった気概のある出版社が無い)こと。

耐久性：普通、音質：普通

片耳の商品だとあまりわかっていないまま注文したのですが、結果的に良かったです。両耳のノイズキャンセリング付きのカナル型(独立)を今まで使っていたのですが、お店の会計時などで外した後でどのポケットに入れたか忘れてヒヤヒヤしていたのですが、この商品はたとえ失くしてもお手頃価格だし諦めもつくというか…（笑）音質も特に期待してなかった割にはいいですし、何より充電が、まずケースを充電して本体を充電、とかではなく直接充電なのが楽です。あとは、少しでも長くもってくれたらなと祈っております。総合していい買い物ができたなと思っています。

数多くの「転生もの」ジャンルですが、主人公が特に強いパワーを持っているわけでもなく、家事などを中心とした工夫でなんとか生き抜いていくのと、素直であるがゆえに搾取されてしまった過去があることが新鮮でした。年齢も10代ではないので落ち着いていて、現世への苦い郷愁もあり、どちらかというと大人向けなのかなと。ヒーロー役はカッコ良く描かれてはいるのですが「お前」呼びと女嫌いと言いつつ娼館通ってたんかーい、が気になるのでその辺りの描写は漫画版の方がいいですかね…

主人公が眠りから目覚めてストーリー再開。眠ってた間にあったあれこれ、すべては知り得ないわけですが…(個人的にはベンノとフランの株がかなり下がった)貴族と平民、貴族間での身分差もそうだし、女性騎士は結婚したら必ず引退とか、かなり憂鬱な世界観だよな、とあらためて。勝木光先生のコミカライズが凄いなと感じました。エピソードと世界観の情報量がかなり詰め込まれてるはずなんですがそれを感じさせない。整理と構成がすごいなと。⭐︎はそのすごさに対してです。

教祖様は誰なのか…だんだん雲行きが怪しくなる巻かなと。本筋とちょっと外れますが、女性の「胸の大小」をとやかく言う胡散臭い男が、あっこいつ悪い輩なんだろうな、という描き方が整合取れてて好きです。(周りで笑う男も同罪なんですが)文字の読み書きができない娼婦をはじめ、貧しい人々が騙されてもそのままだが、特権階級の人間が被害に遭って初めて事件化、という皮肉も、現実に通じるかなと。 お嬢の新発明に癒されます…

主人公が無理を押して「貴族院」に入学し、魔法学園ものとしての期待が高まってきます。(しかし貴族院というと議会を連想してしまいますが) 勉強を強制された子たちは可哀想です…(原作者あとがきで女子キャラだけ「貴族女性にあるまじき顔」って、引っかかる言い方だな〜。男子はいいのかよ、と) 勝木先生のコミカライズが相変わらずすごいです。原作が改善されてる….

ヴィンセント父に1コマ出番が！セバスチャンの衣装替え、本当になかなか似合う衣装が無くて笑いました。ポージングにも。そしてまさかのアイドル対決…キャラ付けの場面で、真顔で諭すお兄ちゃんの真面目さに癒されました。10周年ってすごいなとしみじみしつつ、番外編で過去の振り返り、本当に多種多様なエピソードばかりだな…と先生の手腕に感心しきりでした。

高さ：高い、縫製：良い、硬さ：少し柔らかい、通気性：普通

結構大きめのサイズだと思います。安いし期待していなかったのですが、今のところ合っているようです。枕専門店で何倍かする値段のものをここ数年は使っていたのですがどうもしっくり来なくて、ホテルにあるあの白い枕みたいな感触がいいなーとウレタン枕を探しました。枕カバーは謎の小さな細い袋しかついてこなかったので、どこかしらで購入する予定です。