商品レビュー

ビルエヴァンスは、ポートレイトインジャズのジャケットイメージから 約30年聴かず嫌いをしていました。 7年前に知人からCDをいただき、こちらも2年ほど再生もせず寝かしていましたが、 何気なく思い出しヘッドフォンで聴いてみると。。 カムレイン・オア・カムシャイン～枯葉の熱さに、すぐ虜になってしまいました。 それからは、30年を取り戻すためにビルエヴァンスをほぼ毎日聴いています！ この流れから、エヴァンスを聴け！を読みました。 昨日9/15はエヴァンスが亡くなった日とのことです。 これからもあと30年聴き続けたいと思います。 ～お気に入りのビルズヒットチューンを聴きながら～

今回初めてこちらで電子書籍を購入しました。大量に所有しているライブ盤の内容と演奏者確認に利用しています。必要な情報は得られますが、ジャケット写真が表示されない仕様になっています。そのため、異なる名称で発売されたCDの探索、同定には若干手間取りました。著者のコメントは参考程度と考えれば楽しめます。

ジャズピアノの世界で一つの大きな潮流となった重要人物であり、マイルス・デイビスの「カインド・オブ・ブルー」など金字塔的アルバムの立役者の一人として功績は大きいとされるが、この本によってより詳細に知ることができるのを期待しています。

いささか文章…というより言葉のチョイスに読みにくいクセがあるが、これはただの音楽家のヒストリー本というよりも、音楽家を題材にした作家ものだと理解したらいい。個人的には作家の個人的な感想を全面に押し出すのはやめて欲しい。

新版は、絶版となっていて、電子版も手に入らないので、この買物は良かったと思っています。内容も新板とほとんど変わっていないので満足しています。

上中下の三巻になっています。ビル・エヴァンスのアルバムをとことん解説しています。こんなアルバムが有るのかと思うもの多数。