商品レビュー

本自体の程度は良いものでしたが、第6章の内容の一部に違和感を感じました。著者自身も特別な子としてかわいがっていた施設の高齢猫が病気になり末期の状態で苦しんでいるのを見て、安楽死をしてもらおうと動物病院に向かう途中で、あまりにも苦しんでいる様子を見かねてビニールで猫の鼻と口を押えて殺そうとしたことに、それは絶対違うと怒りを感じました。 その猫は、苦しんでいるかもしれないが、生きようと努力をして頑張っている姿なんだと思います。生きようと頑張っているのに人間が勝手な判断をして安楽死などと偽善的なことを言うのは欺瞞だと思いました。 全ての安楽死を否定しませんが、この猫に関しては、苦しんでいるのは生きようと努力している姿なんだと、その頑張りを認めてあげて死を迎えるその時まで、ただただ見守ってあげるのが最善なのではないかと私は思いました。 結局、自ら殺すことが出来ず動物病院で安楽死させようと心変わりをしたようですが。いずれにせよ、魂が抜けようとした体に引っかかったから苦しんだという真偽は別にしても、その猫の苦しみは「私に、この世にいる意味を教えてくれるため」という著者のその後の気づきには同意します。

ペットあなたを選んだ理由ってのを最初購入し、こちらも気になり購入しました。16年一緒に暮らした愛犬が亡くなり2冊の本でペットロスが大分楽になった気がします。

とっても胸にこみ上げる思いが伝わってきました　　 登場人物の方が猫さんを本当に救いたい思いなどが伝わって涙を流しながらよみました

愛犬を亡くし、辛い毎日でしたが、この本を読んで気持ちが少しずつ落ち着き始めました。 大変おすすめの一冊です。

動物保護活動をされ、動物の気持ちを人間の言葉で訳すように説明し、ペットロスの人達を納得する説明で癒してくださる方の本です。 高野山で修行を終えられた、正式なお坊さんでもあります。 動物に関心がない方でも面白い内容だと思いますよ。 そしてペットロスの方達は、この方の本を読めば悲しみが必ず薄まります。 本当にお勧めです。