商品レビュー

F1ブームのこの時代、テレビでよくみていましたが、このティレル022というクルマはあまり知らなかったのですが、詳しく知ることができて、よかったです。

当時の、速いが壊れるもどかしさを思い出しました

久しぶりにワクワクしています。

日本で絶大な人気を誇ったA・セナの死を中心に大混乱となった1994年のＦ１。その中で前年まではスピンかコースアウトした時くらいにしかテレビに映らなかった片山右京選手が5位を最上位に予選トップ10入りを何度もを果たし、3回の入賞を残すなど光を見せました。その右京さんが乗ったマシン、ティレル022を取り上げています。オーナーのケン・ティレルやデザイナーのハーベイ・ポスルスウェイトが既に故人となっているため完全解剖とはいきませんが、この雑誌で知ったことが少なくありませんでした。読んでよかったです。

GP Car Storyも第14弾。「えっ、次ってこのマシン！？」がこれまでもありましたが、今回もやってくれました。ほとんど記憶にないマシンティレル０２２。が、前者のような「え！？」なマシンの詳細を読んでみると、なーるほどと思わせるのが本誌。今回は「片山右京がドライブ＆トラブルに泣かされた＆リタイアばかりのイメージ」だけどエエ車や、ということで選ばれたような気がしますが、果てさてどうなんでしょう。まだ届いておらず未読ですが楽しみです。

右京ちゃんが94年シーズンに乗ったF1マシン。 この年は様々な出来事があった、歴史的な一年でもあった。そんな中で右京ちゃんの活躍やインタビューをまとめたマニア必見の一冊

関係者の苦悩と物語を知ることができる貴重な1冊です。