商品レビュー

ごく個人的な思いから書かせていただくと、文庫についていた帯。数人の著名人の推薦文が寄せられ、それがとても縁のないような仕事の繋がりだけのような方が、雛形のような文を寄せているとゲンナリします。（本の内容とは無関係な事をかいて申し訳ありません） 本の内容は清志郎さんのマネージャーだった片岡たまきさんが、ごく身近で見てきた清志郎さんの事、本当に些細なことでも丁寧に書いてあり、読み甲斐のある本です。単行本を買い損ねたので文庫が出るのを待っていました。清志郎さんのこの手の本は沢山出ていますが、この本はとても貴重な話もあり、ファンには懐かしいエピソードも沢山あります。この文庫を手にすることが出来てよかったと思います。肩ひじ張らない読みやすい文章に引き込まれ、何度も読み返すと思います。

私たち世代に大きな影響を与えてくれたキヨシローの本が、ウクライナ戦争の最中に文庫化されて、うれしいと同時にいろいろ考えてしまいます。 ぜひ、若い子達にも読んで、キヨシローの歌も聴くきっかけにして欲しい。

忌野清志郎さんのマネージャーだった方が書かれており、音楽誌とは異なる角度からみられた話ですので大変興味深く読みました。

まだ、全部は読み終わってないけど、大変面白く大事に読ませてもらってます。 清志郎の息づかいが聞こえてきそうな空気感。生で見たことのない清志郎を引きずりだしてくれるような、たまきさんの文章が何とも素敵です。最後までじっくり読ませて頂きます！

おそらく同年代と思われる作者のことを、音楽仲間のように感じながら一機に読みました。 70年代、80年代のRCを知っているファンにとっては、同年代の友達からキヨシローの話を聞いているような気持ちになる、オススメの一冊です。