商品レビュー

タイトルから、仕事上のTIPSや仕事に対する考え方の違いなどの説明を期待していましたので、三章から四章で多数のグラフや表を使って「ドイツと日本の労働生産性の違い」を詳しく説明するパートはもう少し短いと良いと思いました。

1度は読んでも良い本だと思いました。初めの方は数字でいかにドイツが凄いかが書かれていて、少々辟易しました。あとの方には批判的なことも書かれていて少し安心しました。ドイツ人は日本人よりは、働いているときの集中度は遙かに高いことは、私の実感からしても本当だと思いました。ただそれは、一般に人は、休暇至上主義に基づいているようですね。仕事に関する感覚は日本人とは少し違うでしょう。最後に著者が提案している”仕事を終えて帰る前に、明日何をするかを書き置いて帰ること”というのは実践したら良いと思いました。仕事の効率、生産性を上げるには、年功序列など組織の問題もありますが、個人の働き方も大事です。ドイツ人から学ぶことも多いと思います。

ドイツ人は、日本人より効率よく働いていることは事実であり、学ぶことも多い。だから、こういう本を読んで、少しでも効率よく働いて早く帰宅して、家庭生活を大事にしたら良いと思います。管理者でなくても、普通の人でも、毎日、出勤前に今日は何と何をすると言うことを考え、それらにどのように時間を割り振るかも考えて出勤するだけで、十分働き方改革ができると思います。平均的なドイツ人が休暇至上主義だと言うのは、多分そうだと思います。でも、それは日本人のメンタリティーとはすこし違うと思いますので、ドイツ人と日本人の生活様式の違いも認識した上で、良いところを学びたいと思います。参考になる1冊です。

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素早い対応でした。対応も丁寧でよかったです。