商品レビュー

脳の機能から考える子育て方法というのが面白かったです。 あの人のあの行動は脳のこの機能からくるものだったのかと考えるようになりました。

簡単な要約 育脳のゴール=脳の持てる力を存分に発揮し、社会の中で活躍して、充実した人生を送ること。 一、3歳まで～脳神経細胞が増殖する 「生きたい」「知りたい」「仲間になりたい」という人間の本能の部分を磨く。 ニ、3歳から7歳まで～脳神経細胞が減少し、脳神経伝達回路が出来始める 脳に悪い習慣をやめさせる。 例えば 1.物事に興味を持たず、感動しないこと。 2.否定語の使用。 3.後でやるよ、と言うこと。 4.集中できない。 5.大体で良いという心の持ち方。 6.人の話を聞き流す。 7.人を馬鹿にして尊敬しない。 8.学んだことを確認しない。 9.自分が失敗したことを素直に言えない。 10.損得を考えて、得をしない場合に手を抜く。 などである。 また、縄跳びなど、正しい姿勢をつくるトレーニングをし、空間認知能を鍛えたい。 三、7歳から10歳以降～ 神経伝達回路網が完成に向かう 自己報酬神経群への刺激、つまり出来るだけ、命令は避け、自分で選ばせる。 以上により、 新しい情報⇨A10神経群がプラスレッテルをはる。⇨情報が脳内のダイナミックセンターコアを駆け巡り、記憶との比較、様々な感情の付与などがなされる=良い思考が出来るようになる。

大手中学受験塾の講師からオススメの本と言われて購入しました。子どもが大きくなるのって、本当に一瞬なので、子どもの将来のためにできることをしてあげようと感じた一冊でした。

視点がおもしろくて参考になります。なかなか実践できませんが。。。