商品レビュー

パガーニ・ウアイラの好評を得て、パガーニの礎を築き上げた名作＂ゾンダ＂がシリーズに加わった。いや、聞くところによれば、ウァイラよりも先にゾンダの名が企画書に挙がっていたというから＂満を持して＂の登場と言えるだろう。 先頃、ゾンダFの発売もアナウンスされたが、C12 Sはゾンダ・シリーズの初期の一台。その特徴であるスプリット・タイプのリアウィングはもちろん、細やかなボディ形状や内装、エンジンなど、Fとの明確な違いが表現されており、比較してみるのも面白いだろう。 また、ウアイラに比べて今作は、大幅なパーツ点数の削減が試みられたものの、それによってリアリティが失われた訳ではない。確かに、合理化された点もあるが、前後カウルやドアパネルは取り外し可能だし、AMG特製のM120型V12気筒エンジン（タミヤのAMG 600SELやS600クーペに比べれば華奢な印象もあるが）と、それを支えるフレーム、サスペンション、補機類も抜かりなく再現されている。十分に楽しいキットと言えるだろう。

パガーニ・ウアイラに続く、アオシマのパガーニ・シリーズ第三弾は原点回帰のゾンダ C12 S。 前作のウアイラは、実車同様のカウル開閉やメカニカルコンポーネントを細部まで再現し、驚きの声で迎えられたが、その＂拘り＂が仇となり、多くのユーザーの不満を産む結果となってしまった。そんな反響を踏まえてか、今作のゾンダではカウルやドアを＂開閉式＂ではなく＂脱着可能＂と改め、部品点数も取捨選択して、製作時のストレスを軽減すべく配慮したようだ。しかしながら、全くのストレスフリーという訳ではなく、ある程度の力量が求められることはメーカーの作例からも伝わってくるだろう。とは言え、キットとしての魅力を失った訳ではなく、フルディテールキットとして存在価値は十分に前作から引き継がれ、ゾンダというクルマの素性を楽しむことができる内容となっている。

価格はそのままに、透明度の高い前後クリアカウルを追加した通販限定キット。 言うまでもなく、クリアカウルを用いることでAMG特製のV12エンジンやサスペンション・システム、カーボンモノコックの一部を完成後も眺めることができる。従来のカウルと金型を共有するため、成型時のダボ跡などがカウルに残されている点はご愛嬌。 ウアイラに比べ、部品点数の積極的な簡略化が図られた印象のキットではあるものの、それはネガティブなものではなく、むしろリアリティと作り易さを両立した結果、と言えるだろう。そのため、クリアカウルから覗く、それらメカニカルコンポーネントは決して“貧相”な印象を与えるものではないから安心してほしい。 個人的には、次なるゾンダFのクリアカウル化が待ち遠しい限りだ。

ウワイラが出ているので期待してましたがとうとう出してくれました！まだ作り始めていませんが中身を見て楽しみにしています。

パガーニの初期モデルがリリースされ、パーツ精度も高そうです。これから時間を作って完成させたいと思います。

まだ作っていませんが色を付けたりして作るのが楽しみです。

耐久性：壊れにくい

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ちゃんとした包装と素早いご対応、また製品のすばらしい状態に感謝するとともに、御礼ありがとうございます。