商品レビュー

以前から読んでみたかったので購入しました。評判通りとても面白かったです。昨今の状況とあまりに似ているので非常に考えさせられました。

リアルな描写で、ページを繰る手が止まりませんでした。ただ、貶すわけではないのですが、登場人物は結構日本人的に感じました。

『同志少女よ、敵を撃て／逢坂冬馬』 時代は1940年、ドイツとソビエトが戦争をする第二次世界大戦。 ソビエトは、女性だけの狙撃手チームを作る。 その女性狙撃手が１人で１００人狙撃した。と狙撃した人数を競うが、 戦争では、戦いに勝った国の兵士が女性への暴行する。また ドイツがアウシュビッツ強制収容所でユダヤ人をヨーロッパから消滅させようとしていた事を 戦う最中に知らされる。 この本が戦争の１部の裏の実話を訴えてくれる。 皮肉にも、今ウクライナとXXアが戦っているが、この女性狙撃手はウクライナ出身。

今まで読んだ本の中で最も感動しました。まず、とても戦闘の描写がお上手で、しかしグロテスクでなく、戦争を体験していない私でも簡単に読み入ることができました。文での表現が細かくも大胆で、映像がとても鮮明に浮かび、三分の一まで読み終えた時は一本の映画を見たような気分でした。戦争が起きていたことを知るのではなく、戦争でどのような事が起きていたのかを自分ごととして捉え、戦争が起こっている今この状況だからこそ、読むべき本だと思います。

物語としては、非常に面白い。別本で、ヒットラーの小説も並行して読んでいるので、ナチス、ロシア、両サイドから、読めるもの面白かったです。戦争している各々他方から見た視点での物語なので、正義とは何なのだろうという気持ちになります。特に、現実として、ウクライナに侵攻している今のロシアのことも頭に浮かんでくるので、ちょっと小説とはかけ離れますが、平和な世界になってほしいという思いで一杯です。

敵軍のドイツ兵に母と村人を殺され、自国のソ連軍によって遺体や村を焼き尽くされる中、1人生き残った少女、セラフィマ。上官のイリーナから「戦いたいか、死にたいか」と問われた後に、女性のみの狙撃訓練学校に連れて行かれる。厳しい訓練に耐えるセラフィマの目的は復讐する事、ドイツ軍とイリーナに。

今のウクライナがどの様な状況にあるのかが手に取るようにわかりました。ロシアがどう出来たのかも。参考資料が豊富で歴史的にも「そうだったんだろうな」と思いました。 一気に読んでしまいました。読後、不思議な共感が感じられました。ロシア国民はそれほど騙されてはいないはずだ！と

ロシアのウクライナ侵攻の痛ましいニュースを見るたびに心が痛みます。戦争、紛争とは何なのか少しでも理解出来ればと思い、話題の本書を購入いたしました。それぞれの立場、視点が描かれた物語に夢中になり読むことが出来ました。 考えるきっかけの一冊におすすめです。

話題だったこともあり電子で購入。 実は『ワールドトリガー』のスナイパーについてよく知りたい人にも是非と薦められたので興味を持ったというのもあります。 狙撃手についての理解が深まった。戦争について考えさせられた。読んで損しないと思います。

今、ウクライナとロシアが戦争しているが、同じ地域の話であり感慨深い。ロシアはウクライナを兄弟だからNATO入りを許せないというが、ウクライナは差別視されていた経緯もあった。大体、兄弟と思っている国を侵略して、破壊や殺人するかね。

こんなに読み応えのある本は久しぶりでした。戦争での死に方の残酷さが特に印象に残っています。ロシアとウクライナの戦争は、根深い問題なんだろうなとも思います。読み終わった後の余韻がじんわりと残る、何度も読み返したくなる、いい本です。

今までは本は本屋で買うべきものとしてネット購入はしてこなかった。ある程度内容を確認し興味の有無を把握して選んでいた。しかしコロナ禍で外出制限に阻まれたことで本書を読む機会を貰えた。最後まで読める事ができる一冊だと思う。

もしも、本の分厚さに読むのを躊躇している方がいたら、心配ありません。ぐいぐい引き込まれて時間も忘れて読み進むことができます。考えさせられるし、エンターテイメントとしても優れている。こんな本は滅多にないと思います。

色々な賞を受賞しているので興味本意で読んでみました。戦争がとてもリアルに感じられる今日この頃なので、どんどん引き込まれました。私的に感じた事ですが、題材は全然違うけど鬼滅の刃に何か似ているなっと思いました。

「戦争は女の顔をしていない」に共感した方は絶対に読んで欲しい一冊ですね。 連合国側やドイツなどに比べて圧倒的に少ないソ連側の書物。ぜひこの機会に第二次大戦で最大の死傷者を出している国を知って欲しい。

小説としてすごくおもしろかったです。 引き込まれます。戦争を描いた内容なので、 読んでいて辛くなることもありましたが、 それは後世に伝えていくべきだと感じました。 我が子にも読んでもらいたいです。

読みやすい！惹き込まれる！人々の生き様、当時のソ連の雰囲気が伝わります。普段は電子書籍は購入しないのですが、この本はハードカバーしかないので、手軽に電車の中で読むために購入しました。

へそ曲がりなので、強く押されている本はあまり読まないのだが、独ソ戦、狙撃には興味があり、購入。 よかった。戦争の悲しさが描かれていて、物語としてスピード感、臨場感が感じられた。

中学生の子どもが読みたがったため購入しました。ごく普通の女の子だったのに、気がつけば狙撃兵として当たり前に敵兵を撃つようになってしまう。戦争の怖さを感じたと話していました。

読書好きの娘が、最近は活字離れ‥。期待と希望を込めて、本屋大賞の看板を信じて購入しました。翌日には、自分から、面白い！と、熱く感想を語ってくれました。親子とも満足です！