商品レビュー

Uncleのカスタム・バネ棒をSeiko Alpinistに装置。純正品（左）のバネ棒と本製品（右）の差異は写真を参照されたい。その違いは一目瞭然で、クオリティも良好である。 とは言え、装着には注意すべき点もある。 バネ棒の直径が増したことにより、ベルトを通す隙間が狭まる。つまり、地厚のNATOストラップには適さず、その点に配慮する必要がある。また、もともとケース本体とバネ棒の取り付け位置の隙間が狭い時計も同様だ。 一方で、ケース本体とバネ棒の隙間が広く、それが気になる時計や、時計本体（ヘッド）の重さに比べ、貧相なバネ棒を持つ時計には、珍重されることだろ。 ちなみに私は、このバネ棒を使用したAlpinistにクロノワールドのNATOタイプ・ナイロンストラップを組み合わせているが、このストラップの厚さがケース本体とバネ棒の隙間にストレスなく通せる限度といったところだった。 確かに、純正品に比べれば実用性以上の、オーバークオリティな印象は強く感じる。しかしながら、それがヘビーデューティな雰囲気を時計に与えてくれる存在となり、ベルトの下に隠された＂拘り＂を提供してくれる、面白い製品だと思う。

COSCや防水性の高さから堅牢なイメージを抱くスイス製ダイバーズ・ウォッチをG10 NATOストラップに交換しようと、純正ベルトを外したところ、中から現れたのは1.5mm径のバネ棒だった．．．。時計の雰囲気からは弱々しく、非常に頼りなく思える代物。頑丈なケース、厚みのあるラグ、ツールウォッチとして申し分ない素質を備えた時計なのに．．．。そこで、このバネ棒に交換したという訳だ。 フィッティング部分が一般的な細さの“カスタム仕様”ということもあり、何のストレスもなくラグに収まった。直径2.5mmという太さも手伝って、時計本体とのバランス、ビジュアルともに良好。かつて、この時計の祖先が軍用支給品としてイギリス軍に収められていた時代のパリス管仕様を連想させる．．．。 勿論、NATOストラップを装着してしまったら、バネ棒を表から見ることはできない。しかしながら、1.5mmというバネ棒からすれば安心感と心の満足感は十分。今使う予定がなくとも、いざという時に保有しておくと重宝する逸品でもある。

非常に良くできたバネ棒にも関わらず、良心的なお値段で大変助かります。 オメガに装着している革ベルトのバネ棒を通す穴が結構大きいのでこちらの太いバネ棒を購入し装着しました。 バネの強さも程よい感じて良くできた商品だと思います。 満足してます。