商品レビュー

書評で気になり購入しました。誰もが差別する側になってしまう、無意識であっても、そのことに気づかせてもらいました。「差別をしない努力」が必要だと痛感しました。

タイトルを見た時に、自分のことだと思ってドキリとしました。筆者が自分の失敗体験を冒頭にシェアしてくれていること、差別をしない人なんていない、ということに救われました。マジョリティがマイノリティを排除することが差別ならば、誰でもマジョリティにもマイノリティにもなり得る。何度も読み返して考え、行動に移していきたい。多くの人がこの本を対話のきっかけにしたら良いなあと思う。

いろいろと難しい内容もありましたが、一人ひとりが尊重される世の中であるためには多様性を受け入れることが大切です。自分の当たり前が、他人の当たり前ではないことに気づくきっかけにもなる本だと思います。 価値観を押しつけない、相手を受け入れる器が、たくさんの人に持つことができれば安心して過ごせる人が一人でも増えるのだと思います。

久しぶりに韓国関係の本を読みましたが、等身大の韓国が感じるみとができました。違いばかりが強調される日韓関係ですが、「顔」が分かる距離感で眺めると共通の足場が感じられる気がしました。訳も分かりやすくよかったですが、韓国社会に関して素人の私のようなものには、訳注をもう少し欲しかったです

自分自身にも重なることが多く、ラインマーカーと付箋を駆使して、また読み返もしています。 先行きの見通しも不透明ななか、AIともともに生きるであろう私たちにとって、貴重な示唆と警告を与えてくれる、大切な1冊です。ありがとうございました。以上

自分たちがいかにさまざまなことを見ないようにしている、見落としているのかがわかります。少しずつですが自分を省みながら、変わっていきたいと思います。

この本で差別がなくなったら解決するわけではないけど、少なくとも自分が差別の加害者側にならないように何度も読んで理解を深めたいと思った。

この本はぜひ読んで欲しい本である。差別について人間の内面にせまりつつ、歴史にも目を向けている。素晴らしい本である。