アウトドアウェアをタウンユースに。ひと昔前なら考えられなかったことですが、今やウェアは野外と街の境界線がなくなりつつあります。’90年代終わりごろから、欧米ブランドのアウターウェアのデザイン性が急速に向上。さらにここ数年で、多くのブランドがこぞって「アーバンライン」や「エブリデイユース」などと銘打ったシリーズを発表しています。“スキーや登山のためだけに高価なウェアを買う、なんていうのはもはやナンセンス。街でも着れなきゃ”、というユーザーが増えると同時に、作り手側もそういうデザインを意識したウェアがどんどん増えているのです。