スピーカー工作の基本＆実例集　２０１３年版〔１〕 （ＯＮＴＯＭＯ　ＭＯＯＫ） Ｓｔｅｒｅｏ／編 オーディオの本

ネット上に評価が少なく少々心配しながら、購入。SPユニット(FOSTEX FF165WK)を組み込んでから20日くらい(30時間程度)使用しましたので、レポートを投稿します。 16cｍフルレンジシステムなのにさすがよく設計されたダブルバスレフボックス、低音域が良く伸び、高音域不足も感じられずバランスのいい、そしてふわりと低音域が包み込んでくれるような聞き疲れのしない好いSPボックスですね。これはボケ気味の音ということではなく、マルチウェイのように一定の周波数の音が耳孔を突っつくような位相ずれ感もなく定位もいいので、心地よく楽しんでいます。フルレンジに特有の中音域(ヴォーカルや管楽器など)が少し前に出る感はありますが、すっかり気に入りました。現在、JBL STUDIO 580CHやONKYO D-77MRXと並べて使用していますが、それぞれ特長があり、TDB-16は3倍も4倍もする機器と互角に渡り合っていて大変コストパフォーマンスが高いと思います。 近いうちにこの低域の感覚を更に求めてTDB20FRで（+スーパーツイーターで超高音域も伸ばして？！）システムを組もうかと！

１０cm一発とは思えない、音を奏でてくれます。 綺麗な高音、シャキッとした中音、サイズを超えた低音、私のメインスピーカーになりました。 追記です。（20180722） 購入から、1ヵ月程経過し自分が所有している他のスピーカーと聞き比べた感想を追記します。 fostex fe126enバックロードホーン（bw1200）は、音楽のソースを選びます。ハマるとこれ以上のものは要らないいんじゃないかと言うくらいのパホーマンスを発揮します。しかし合わないやつ（クラッシックや低音が多い楽曲等）は、聞いてて悲しくなります。それに比べて、なんでもそれなりに鳴らしてしまう本スピーカーと箱は、関心するばかりです。ただ、１つ残念なのは、音楽の熱さが今ひとつ伝わって来ない気がします。これは、何が原因か？更にエージングが必要なのか？alpair7 の特性なのか？もう少し様子を見ていきます。 追記です。（20180723） 更に鳴らし込むとスピーカーが消え何処から鳴ってるかわからなくなり、音につつまれるようになった。びっくり。

昨日エンクロージャーが、今朝スピーカーユニットが届き、早速組んで鳴らしてみました。 使ったアンプは、エレキットのTU8100です。評価の高いアンプですが、２Ｗ×２Ｗと非力です。また、小さな真空管アンプ故の低音不足は否めません。 これでどうなるかという多少実験的な気持ちもあったのですが、驚きました。心地よい見事な低音です。Alpair7は、能率の高くないスピーカーなので、音量にも懸念がありましたが、こちらも十分でした。片チャンネル3.5W程度のアンプなら、ニアフィールドでなくても使えると思います。 音は、最初硬さがありましたが、数時間でエイジングの効果が現れて来ました。いい加減な場所に置いて試したので、低音がぼやけていましたが、インシュレーターを噛ますとすっきりしました。 密閉式、バスレフ、バックロードホーン、無指向性、タイムドメインなど、様々なスピーカーと付き合ってきましたが、とてもいいスピーカーだと思います。これからの音の変化（深化）が楽しみです。

フォステクスFF165WKの性能を、遺憾なく発揮できるエンクロージャーです。 低音の伸びは期待以上でした。ベースはベースらしく、ピアノの低域もしっかりと再生してくれます。 外見も、集成材とは思えない美しさで、造りもしっかりしています（内部の多少のボンドの垂れや、切削粉はご愛敬）。但し、自分の手の油分には注意。無塗装の木材は油分を吸って、シミになります。新品の軍手で部屋に運びました。 バナナプラグ対応のスピーカーターミナルも同梱されており、感謝感激です。 梱包もしっかりしていました。 自分で用意するのは、スピーカー配線（要はんだ付け、できれば絶縁用熱収縮チューブも。絶縁は当方では「ホットボンド」で代用）・スピーカー用配線の205Mのファストン端子（はんだ付けの場合不要）、吸音材です（当方では、手持ちの10mm厚の粗毛フェルトを使用。調整は好みで）。 この美しさを損なわないため、白木仕上げ用の木材保護剤を塗る予定です（ニスやワックス等では色が変わります）。

オススメできる方:自作に踏み切れず、悩ましい思いをしている方 オススメしない方:メーカー製とCP比較して検討している方 ネコさん、ありがとうございます。下への伸び、何より分解能が違う。空間の出方、奥行が全く変わりました。棚の片っ端から聴き直す日々です。 真空管アンプを自作して、気付けば早10年、次はスピーカーをと思いながら、踏み切れずにいました。ボンドの垂れとか、ルータ加工のバリとか、あります。でも、そこは、自分で仕上げの手を入れればいいんですよね。マークのユニット、説明書も付いてません。端子の作りが解らずに、ファストン端子を付けようとしてるうちに、マグネット位置決めの爪折っちゃいました。でも、音は出るから、気にしない。こんなおおらかさが要ります。 これを要約すれば、冒頭の通りです。

まだ塗装中なので、音質は確認していませんが、仕上がりは非常に良いと思 います。なお見えにくいのであまり問題では無いのですが、ダクトの中に接 着剤が多くはみ出しているのが、少々残念でしたが、ノミでけずりました。 [追記] 最初はクリアーにする予定は無かったのですが、下塗り中塗りと進めるうち に、クリアーでも良いかなと思い塗装完了しました。ユニットを搭載して、 鳴らしています。非常に気持ちの良い音でなっています。少しパワーを入れ てあげないと、この大きさのエンクロージャーの良い所が出ないので、窓を 開けた状態では、本領を発揮できないかと思います。戸建てではありますが。

　クラシックを静かに鳴らしたいということで相談したところ、こちらを薦められました。たしかに音場感もよくレンジも広いので、大規模編成のオケも精密に再現します。しかし、得意分野はやはりボーカル系を中小音量でしっとり聴くほうが向いています。しかも録音によってはかなりリッチな雰囲気で響きます。 　マニア向けのＣＤ（鬼太鼓、風韻）も、編成が少なければいけます。ジャズは楽器の位置が見えてきますが、ベースが強すぎるかしれません。10センチフルレンジでこれだけ聴き込めるとは驚きました。 　飛びねこさんのスタッフさんから、良いアドバイスがいただけたと感謝しております。 　

段ボールの荷から取り出した瞬間に、プロの素晴らしい作品だと感じました。工作精度、仕上げの美しさなど文句なしです。手垢防止の為、すぐにオスモのエキストラクリアーを塗りました。しばらく乾燥させTangBand W4-1320SIF(オランダのショップから購入)を取り付けて早速聴き始めました。素晴らしく自然な音で、高域から低域までしっかり鳴っているのですが目の前のスピーカーの存在を意識させない位自然な鳴り方です。よいスピーカーユニットとエンクロージャーに出会えたと思っています。

とても良くできたエンクロージャーです。スピーカーの固定のねじ込みが、穴の位置が微妙にずれていて（意図的なのでしょうか？）、締め込みにちょっと工夫と、気遣いが必要でした。このサイズのフルレンジ一発で考えると、かなり高いパフォーマンスを出しているように思います。素直な音出しなので、接続する機器、配線の変化が、如実にわかる、モニター的なスピーカーになりました。Alpair7の音が好きであれば、この価格ですので、とにかく使ってみて損はない良い商品と思います。

購入して1ヶ月まだまだ鳴らしたりませんが現時点での感想を書かせて頂きます。 梱包材を開封して手間が掛かるのに丁寧にされている印象。箱の外観は綺麗に組立と加工をされていると感じます。 箱なりはスピーカーの特徴と上手く合っており気にはなりにくい響きだと感心した次第です、スピーカーのエイジングが進んだらどうなるか興味津々。音はフラット感が高くまだまだよくなる気配を感じます。ネジの選定はキャップM3x20としました。