並び替え:
1件中1件
5.0
2009年06月20日 20時37分
長く読み続けてもらいたい一冊です。
絵柄や表現もそうですが、全体的にどこか懐かしい雰囲気を漂わせる、とても暖かい漫画です。
ダライ・ラマ14世がこれまで辿ってきた人生を淡々と描いているからこそ、巡り会う様々な出来事への哀しみや衝撃が、読んでいるこちらの心にも強く響いてきます。
でもその中で語られているものには、憎しみ等の攻撃的なものではなく、どうすれば人々が穏やかに暮らしていけるのかとの、実現するのに難しいけれど一番単純な問いかけであるのが、まるで筆者を通してダライ・ラマが語りかけてくるようで、読みながら改めて色々と考えさせられました。
本文は今も解決しない深刻な現実問題が絡んできますが、読んで分からなくなるような難解さはありません。
おそらくごく普通の人の視点で語っているためだと思います。
そういう点からも、またあまり日本では大きく取り扱われないチベット問題を知る為にも、ぜひ老若男女幅広く読んで欲しい本だと感じました。
このレビューは2人が参考になりました
該当するレビューはありません
情報を取得できませんでした
時間を置いてからやり直してください。