今回は攻めの罠ではなく、学校の農作物を守るため、新キャラを含めたチームで挑む鳥獣被害対策回。もともと林の近くにある学校だが、頻繁に出没するようになった鹿の群れから園芸部の畑を守るため、現代らしいICTを駆使した囲い罠を仕掛ける。また、保定具の止め刺しや、ジビエの活用方法など、普通では目にすることのない話題が盛り沢山。

最強とも言えるカイドウに一度は破れてしまったルフィだったが、その復活を信じて多くの幹部達と激闘を繰り広げる仲間。相変わらず書き込みが激しすぎて読みにくいところもあるが、魅力的なキャラは多いのでもう少し絞ってほしいところ。ヤマトとカイドウという親子対決はあるあるだが盛り上がりそうで楽しみ。

過去に出た小説アンソロジー第2弾。わたモテ10周年という記念の年に原作者とワタモテ大好き小説家たちが大集合。今回はミステリーという枠組みというか縛りがあるおかげで、どの話もしっかり形になっている気がする。ファンアイテムといえばそれまでだが、意外と本編に絡んだりもするので見逃せない。

表紙がまるで最終回のような集合絵だが、それはある意味あっているというか。タイトル的にはここまでがほぼ序章と言っていいぐらいの流れで、心の物語はアメリカで始まるんじゃないだろうか。もちろん歴史を知っているとその未来はとても不安だが、このまま素晴らしい物語を終わりまで頑張ってほしい。

あわや水死しかけた水害を共に乗り越えた二人だったが、当たらな災害は待ってくれない。今度は街の中心に襲いかかった、道路陥没。機転を利かせてクレーンでの救出を行う彼らだったが、そこには被害者の姿が。内容は文句なしだが、とにかくページ数が少なく、もう1話入れてほしいほどの薄さが残念。

その知識や思想を守ること、バデーニの計画実行のため、何より感動を守るために、オクジーはあの異端審問官ノヴァクとの死闘へと出向く。これまでに登場した彼らが命を賭してまで追い求めた真理が示すのは、一体何だったのか。そしてその思いは自身が終わるときすべてが終わってしまう。