怨霊騒ぎのドタバタが楽しい5巻。 一気に帝との距離が縮まった彰子様。 その事実に戸惑いジタバタする姿がかわいい。 推しカプであるその二人のラブラブ？に筆が進む式部さん。 明子様は義姉推しの過激派。 あの煮ても焼いても食えない兄上も「言い方」としか突っ込めない強火のセリフ。 左衛門の内侍は夢女子の高みへとまっしぐら。 表面上は冷静でも内に秘めた妄想の炎は凄まじい。 ケタ違いの熱意で「須磨」の写本を作った小少将さん。 写本があるからこそ果てしなく強くなれる！ これこそオタク女子の鑑！ 源俊賢の浅葱色のエピソードは夕霧のあれか。 興味深いエピソードを聞くと物語に織り込まずにはいられない。 式部さんの物書きの業が垣間見えた。

「運命の絵」も三冊目。 これまでは画家の出世作等、描いた側の運命が変わった絵を取り上げる事が多かったが、今回は絵の中の人物の運命を語っている。 そういう意味でいつもと趣きが違う。 マラー暗殺現場を描いたボードリー、たぐいまれな美少女が姑に怯えながらも神の一員になる物語を描くジェラールとヘイル。 親戚の冷えきった家庭を描いたドガ。 印象に残ったのはドラローシュの「ギロチン」 清貧に生きる聖職者だろうとギロチンの餌食になる時代の恐怖を生々しく画家の技量に重いため息が出た。

ちょっとした欲や好奇心の名を借りた愚かさで怪異を呼び寄せてしまった。そんなエピソードが多い一冊。 ご存知、あの設計士さん絡みのエピソード 怠け者で無責任な神職のせいで起こった怪異。 アルバイトの６人は結果的に魂を刈られてしまった。 アルバイトで命も魂も取られるなんて酷い話。 バカな神職はどうなったのか、気になる。 廃病院に肝だめしに行った人たちのその後 建物内での出来事も怖いが、一行の末路が恐ろしい。 粒揃いの怪談集　読みごたえがあった。

異世界に飛ばされてしまう主人公、ここまではよくある。 でもこの作品はちょっと違う。 そこは爪に魔力が宿る世界。ネイルの強さが力そのものなのでパワーアップのために爪を塗る専門の職人がいる場所。 月の導きでそんな世界に来た主人公サーラは趣味のネイルをなりわいにすることに。 師匠ゴブリン、獣の血が入った美形の大魔法使い、その弟子の少年。 そんな人たちに囲まれて、サーラはネイルが好きなことを頼りに生きていく。 素敵な物語！

ツガイ続々登場。 主が大好きでグレイみたいなツガイと左右様の交流はなんかほのぼの。 そしてユル　ダンジと再会。実はダンジは…偽のアサも下界へ。 正直に言って弱肉強食メンタルのユルにほとんど感情移入できない。 そんなユルが行方不明の父母の写真を見た時の歳相応の笑顔を見せた。 この作品が好きなのでこういうシーンがもっと欲しい。 こういうシーンを見てユルと感情をシンクロさせたい。 キャラを好きになるイベント　もっと欲しいです。

宣来子ちゃんの出番が多い巻です。 会いに来てくれない道真を追っては騒ぎを起こす空回りぶり 、道真のご令室、妻女と言われて舞い上がる姿はとても可愛い（笑） 仙薬のエピソードは長谷雄の祖父の話であり、典薬寮の現状、謎めいた美しい女医など今後に繋がりそうな要素がいくつもありました。 そして20年前の謀反を巡る辛い話の数々……道真と業平は出家した親王を、乱に巻き込まれた人を救えるか、次巻が楽しみ！

シンプルなデザイン、しかもお得な価格！ 飛びついて購入しました。 ポケット、素材等文句のつけようがありません。 唯一の不満点は肩紐が妙に短いこと。せめてあと５センチは欲しかった！ 我が家にあるリュック全部の肩紐と比較してみましたが、この商品が一番短い。 そして、ちょっと重いものを入れると肩紐がはずれます…(安全ピンでしのぎました) 本体は完璧。肩紐か残念。そういうリュックです。

まち　女の世界という荒海に(笑)　そのせいかナツの出番少なめで残念。 実際はコミュ力の低いまちは漂流中なんだけど。 まち2号のようなめんどくさい女の子も登場してさらにてんやわんや。 早い話がめんどくさい。 そして今井君　再登場か？ ナツの出番がもっと欲しいし、そろそろほのかちゃんの顔を見たい。 あと、食肉馬とか重いネタ入れるのはヤメテ。

耐久性：普通、音：普通、風量：少し弱い、効き：普通

実家用プレゼントに購入。しかもかなりお得に。 実家で使っていたファンヒーターの音が悪くなり、そろそろ寿命だと言うので買い替えました。 寒冷地に住んでいるので年末年始の時期にヒーターが壊れたら命に関わります(笑) きちんと動くヒーターがお得に買えてラッキーでした。 長持ちして実家のみんなを守ってくれることを期待して星5つです！

今回は遺言にあった手紙が行方不明になった事件。 これは中禅寺先生が登場すれば一発で片付く話を栞奈ちゃんとよりによって榎木津さんを引っ張り出して混乱しただけに見えた。 あの手紙の内容、父親は子供たちのその後のために飲み込んで終わらせたほうが良かった気がする。 …飲み込めなかったのだろうけど。 ちょっとモヤモヤした。