宮城峡をピーティにしたテイストがファーストインプレッション。ストレートよりロックが美味い。飲む度にだんだん良さが味わえる面白いブレンデッドです。また、飲み口がドライなのでスッキリしたハイボールとの相性も良かった。宮城峡が好きな方はコストパフォーマンスが良いのでオススメです。余市が好きな方はブレンダーズスピリットを。ブレンダーズスピリットを5としたら3.5くらいの評価と思いますが、この価格帯での評価なら及第点以上かと。

甘くて飲み易い。初心者や女性に良いでしょう。コスパも良い。アベラワー10年よりも断然出来は良い。10年買うなら12年をおススメいたします。ただし、シングルモルトを飲み慣れた人には物足りなしでしょう。４千円台のシェリーカスクなら、甘さの中に苦みが良いアクセントになっているグレンドロナック12年をおススメしますよ。さらに、甘さと共にピリッとしたアルコール感も欲しい方は、グレンゴイン12年が良いでしょう。

グレンリベット18年旧ボトル（43度）が終売となり、同価格帯の代替をいろいろ探してみましたが、やはり同蒸溜所のナデューラ・オロロソカスクストレングスでしょうかね？ノンエイジですが18年に勝るとも劣らない美味さです。18年では味わえないカスクの深みが味わえます。流石はバランスのグレンリベットです！ナデューラも限定品のようなので流通数が少ないので機会があればオススメします！

この旧ボトルは甘くてフルーティな味わいと島モノらしい潮っけとのバランスが素晴らしいですね。10年クラスでは出色の出来と思います。このクラスのフルーティなモルト代表格のグレンモーレンジ、グレンフィデック、グレンリベットをまとめて凌駕するパフォーマンスが有りますよ。ゴールドメダル受賞は伊達じゃないですよ！在庫があるうちに入手することをオススメします。

現行18年クラスでは3指に入る名酒です。グレンドロナック、グレンモーレンジ 、そしてこのタリスカー18年。この18年はタリスカー10年とは全く別物です。10年のようなナッツ味が残るクセは微塵も感じない。現在メーカー在庫が少ないようです。その内、販売休止かもしれないですね。今のうちにストックしておくべきモルトの筆頭ですよ！

旧ボトル43度は名酒中の名酒ですよ、これは。沢山のシングルモルトを飲んできましたが、最後に行き着くのはグレンリヴェット18年です。それとラガヴーリン16年。多くのシングルモルトファンはこの2本が有ればと思っていることでしょう。でも、もう買えません。新ボトル40度は43度の旧ボトルとは全くの別物です。