商品レビュー

どうして自閉症の弟がひたすらにミニカーを並べているのか、どうして電車を見ると「ガタンッガタンッ！　ガタンッガタンッ！！」と踏切の前で飛び跳ねるように反応するのか。そこに意味はあるのか？ 電車が好きだから車両の動きを体で表しているんじゃないの？ミニカーを並べるなんてよくやることよ。 では、目薬や爪切りを体を切断されるかの如く嫌がるのは？　生まれつき目の焦点が合わずアイパッチと目薬で泣かせながら矯正してきたのは？ 弟は走り出したり、迷子になったり、多動ではありませんでした。二語以上の会話もできます。 桜を美しいと感じたことはありますか？ しかし、自閉症の方の中にはその美しさ思いにピョンピョンはねて、美しい桜を視界の端にか捉えられない人もいます。 また、車の車輪が回る姿をじっと窓から見ている人もいます。 著者はその周り続ける変わらないものが美しいのです。 私達からしてみれば道路を走行中の車輪は絶えず変化しているように見えますが、この著者の思いはとても詩的でありながら哲学的、重度の障害者の方はこんなふうに物事を感じていたのか。 巻末のこの本の翻訳を広めたデイビット・ミッチェルさんのお話は難しいですが面白いです。

著者は、ご自身の状況（自分の意思と体が別行動をとってしまう、伝えたい気持ちと反対の言葉が出てしまうなどの状態）をとてもわかりやすく説明してくれました。感情が暴走したり訳もなく不安になる様子もよくわかりました。そして彼らがそのことに自分自身どんなにがっかりしているか。周囲の反応に悲しんでいるか。本当によく伝えてくれています。 引用したい言葉が多すぎてうまく説明できません。ぜひ読んでください。目から薄いうろこが何枚も何枚もおちてきます。

こんな風に感じているんだ、、と、涙無しでは読めませんでした。 自閉症者のご家族や支援者に関わらず、できるだけ、多くの方に、読んでいただきたい本です。 皆さん、レビューで書いていらっしゃるのですが、これまで知らなかったこと、わからなかったことが、たくさん書いてありました。 社会に、あたたかな理解が拡がりますようにと、願いつつ。

図書館で借りて、面白かったので購入して手元においておきたいとのことで、母の要望で購入しました。自閉症の方自身の声で感じ方や思っていることを知ることが出来て、とても興味深く読めたそうです。

妻が福祉の仕事に従事しているので今回購入しました。自閉症である程自意識の疎通のできる人の心の叫びとして受け止められることはなかなか無いことなので非常に良い文献かと思います。

自閉症の方の心という見えないものを垣間見ることができた。思いやりで何とかしようとするのではなく、こうした声を聞くことで対等に生きていけると感じた。早速２を購入した。

勉強になりました。 身近に体験することがあり 少しでも理解したいと思い とうの本人が書いた著者を 探しておりましので 参考になりました。

自閉症の作者が、しゃべれなくてもパソコンで文章が書けるというのに驚いた。自閉症という障碍について考えさせられる本だった。

近くの本屋を何軒か廻ったのですが、何処にもなかったので、やっと手に入れる事ができ、とても嬉しく思っています(^^)

なかなか知ることの出来ない自閉症の人の心の内を知ることが出来て良かったです！ 感動しました。

今までまったく知らなかった事ばかりで たいへん心を動かされる1冊でした。

子供が自閉症のため購入させていただきました。 非常に参考になります。

思いもよらない世界を教えて頂きました。ありがとうございます。

課題図書で購入しました。本もネットで買うと楽ですね。

とてもキレイな状態でした。ありがとうございました。

テレビで見て購入したが、内容は今一であった。

なかなか本屋で探せなかったので良かったです

面白かったです。