やめろ好きになってしまう　１ （ヤングジャンプコミックス） もりぐちあきら／著 集英社　ヤングジャンプコミックス

タイトル通りの展開の面白さ 冷静で他人の上っ面を見透かす松浦が、厳木の「故意か無邪気か分からない」あざとい言動に翻弄され、心の中で「やめろ！ 好きになってしまう！！！」と悶絶する展開が、もどかしくも笑えると好評です。 松浦の心の声と現実の言動のギャップが物語の大きな魅力となっており、この脳内ツッコミに共感したり楽しんだりする声が多いです。 厳木紗代の陽キャ美少女としての魅力と、時に見せるあざとさや天然っぽさが、読者を惹きつけています。「本当に無邪気なのか？計算なのか？」という点が、主人公同様に読者にとっても気になるポイントであり、物語の牽引力になっています。 ラブコメディとしての初々しさやときめきが詰まっており、キュンキュンするといった感想も見られます。 総じて、タイトルが全てを物語っている、脳内騒然ラブコメディとして、多くの読者に支持されている作品だと言えるでしょう。