４３回の殺意　川崎中１男子生徒殺害事件の深層 （新潮文庫　い－９９－９） 石井光太／著 新潮文庫の本

何から考えて何を教訓にし何を語ればいいのか、本当に闇の深い、そんな世界しか見えない作品でした。被害者の生い立ちとその家族、加害者3人それぞれの性質と家庭環境、都会と地方の生活様式格差、川崎という町の特異性、保護観察制度とは、少年法とは、そして裁判とは、教育とは。前を向くにはあまりにも大きい難題ばかりです。事件の教訓は得られたのか。凄惨さもさることながら、その深すぎる闇から抜け出せずにいます。

そう言えばこんな事件があったなぁと。 言われなきゃすっかり忘れていた事件。 どんな事件もこうやって人々から忘れられていくのでしょう。 メルカリでなかなか買えないので割引きクーポンが使えるこちらで購入しました。

商品の状態はとても良く、配送も早かったです。内容はネタバレになるので深くは書けませんがノンフィクションということもありとても考えさせられました。読了した後は何とも言えない気持ちになりました。

興味本位で購入　子育てに原因があるとは思っていましたが、その通りだなと感じています。 面白いと言ってはいけない内容だと思いますので、ただただ残念だと思いながらよんでいるとちゅうです。

興味深く読みました。このような事件の背景は、ネットなんかよりやはり書物のほうがいいと感じました。読み応えあり、です。

事件の凄惨さにあらためて悲しさと怒りを感じた