アラスカ物語 電子書籍版 / 新田次郎 新潮文庫の本

明治元年、宮城県石巻町に生れた安田恭輔は15歳で両親を失う。外国航路の見習船員となり、やがてアラスカのポイントバローに留まった彼はエスキモーの女性と結婚してアラスカ社会に融けこんでいく。 食糧不足や疫病の流行で滅亡に瀕したエスキモーの一族を救出して、アラスカのモーゼと仰がれ、90歳で生涯を閉じるまで日本に帰ることのなかったフランク安田の波瀾の生涯を描いた感動の長編。

およそ30年ぶりに二度目を読みました。 素晴らしいの一言。明治初期にこの様な日本人がいたことに驚きます。 仕事柄アラスカの上空をよく飛びました。バロー、ビーバーを上空からも見たことが有ります。 若い人に是非読んでいただきたい。 感動の一冊です。

新田次郎氏の「劔岳 点の記」を読み心を揺さぶられたので、他の作品も読んでみたいと購入しました。作者はアラスカを訪問しただけに描写がリアルで美しく、主人公の心情も細やかに描かれています。名作です。

子供の時にラジオで聴いた懐かしい本です。毎日ドキドキしながら聴いた想いでが詰まった一冊です。観劇しました。

１００年以上前の物語ですが、日本人の素晴らしさを感じた物語でした。